仮想通貨マイニングとは?マイニングの解説と注意点

2020年から2021年にかけて仮想通貨が暴騰したことにより仮想通貨やマイニングに興味を持った人がさらに増えました。

筆者は2018年から仮想通貨に手を出していましたが、マイニングには興味がなかったので仮想通貨の売買のみを行ってきました。
2021年の暴騰をきっかけに私もマイニングをはじめまして実際に仮想通貨を報酬として頂いていますが、仮想通貨は取り扱いを間違えれば大損をする危険な通貨でもあります。

この記事では

マイニングとはなに?

マイニングを行うメリットは?

マイニングを行う時の注意点は?

などについて説明します。

2021年7月9日現在からマイニングを開始するのはおすすめできませんが、興味のある方に参考になれば幸いです。

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マイニングの仕組みとは?

マイニングとは日本語に訳せば「採掘」という意味になります。マイニングを理解するにはまずはブロックチェーンを理解する必要があります。

仮想通貨とはそもそもブロックチェーンという技術を使用して管理されているデジタルマネーになります。
このブロックチェーンとは分散型台帳と呼ばれており、多数のネットワークによって取引が維持されています。

日本円は中央銀行が円としての価値を管理・維持していますが、仮想通貨は多数のネットワークにより支えられて管理・維持されています。その点が現金との大きな違いです。

仮想通貨取引データー(トランザクション)が多数のネットワークによって取引を承認されることで仮想通貨の売買が行える仕組みなっています。

取引を承認する多数のネットワークはマイナー(miner)と呼ばれ、トランザクションを承認する作業(マイニング)をすることでマイナーたちは仮想通貨でマイニング報酬をもらえる仕組みになっています。

元祖マイニング通貨として知られるビットコインのマイニング報酬が新規発行されたビットコインのため、採掘するという意味でマイニングと呼ばれています

 

マイニングできる通貨とアルゴリズム

仮想通貨をご存じの方は仮想通貨には数多くの通貨があることを知っているかと思いますが、すべての通貨がマイニングによって取引が維持されているわけではなく、すべての通貨がマイニングできるわけではありません

トランザクションを承認する方法はいくつかのコンセンサスアルゴリズムに分かれており、その中でPoW(Proof of Work)というコンセンサスアルゴリズムで管理されている通貨のみマイニングが可能になっています。

・BTC(ビットコイン)
・LTC(ライトコイン)
・ETH(イーサリアム)
・ETC(イーサリアムクラシック)
・MONA(モナコイン)

これらの通貨はすべて同じPoWに分別されますが、トランザクションを処理するアルゴリズムはまたそれぞれで違います。

それらのアルゴリズムによってトランザクションの処理能力が変わるのでマイニング報酬も大きく変わります。その為マイニングを行うアルゴリズム(通貨)の選定は大切です。

2021年7月9日現在で個人で行うマイニングで利益がプラスになる通貨はイーサリアムと、日本ではまだ上場していないRVN(レイヴンコイン)ぐらいです。

したがって今マイニングを行っているほとんどの人はETHマイニングもしくはETHのアルゴリズムであるEthashを使用しているはず。

しかし今後イーサリアムはEIP1559導入で報酬がおよそ20%~30%の減少の可能性があるのと、コンセンサスアルゴリズムの変更(イーサリアム2.0)によりマイニングが不可能になる予定なので注意が必要

 

マイニングのメリットとデメリット

マイニングする一番のメリットは言わなくてもわかると思いますが、パソコンを稼働させて放置するだけで仮想通貨をもらって利益を得られることです。

使っていないPCを使うことで誰でも簡単にマイニングすることができます。

しかし2021年のマイニングは主にGPUマイニングが主流となっており、高価なグラフィックボードが必要になっています。

仮想通貨高騰によるマイニング需要の上昇でさらにグラフィックボードの価格が高騰しています。

そのため設備投資(パソコン代)を回収するのにかかる期間が長く、半年以上の期間マイニングを行う必要があります。

2021年7月9日時点の報酬で計算

また、マイニング制限されたグラフィックボードのみの販売ばかりでお手頃なGPUを買いそろえることも難しくマイニングに対する風当たりは強いです。

マイニングによるグラフィックボードの故障の可能性もあるので、今の時期からわざわざグラフィックボードを買ってマイニングするのはあまりお勧めできません。(イーサリアムのマイニング報酬減のこともありますからね)

余ったGPUを使用したマイニングGPUを使用しないパソコン業務時のマイニング冬場の暖房としてのマイニングをすることはお勧めできます。

私もこの記事を書きながらマイニングしてますからね。

 

マイニング時の注意点

マイニングする際にはいくつかのリスクと注意点があります。

・マイニングPCの運用には自作パソコンの知識が多少必要
・マイニングPC購入・構築には費用がかかり、故障リスクも含めて総利益がプラスになるとは限らない
・誤った配線を行えば火事になる恐れがある
・仮想通貨暴落・下落のリスクがある
・半減期に伴い、マイニング報酬も減る
・マイニング報酬を得た時点で税金がかかる
・電気代がかかる
・GPUから発生する熱問題
・今販売されているGPUほとんどがマイニング対策品

マイニングPC構築には多少の知識が必要

マイニングは基本的に24時間ずっと稼働することになるので、それに伴った故障リスクなども発生します。

PCにかかる負荷はかなり高いのでマイニング専用のPCを組む際は各パーツの選定や配線などをしっかりと考慮する必要があります。

PCを組む際の基本がなっていない人がマイニングを行うのは火事になる恐れがあり、危険ですのでやめておいたほうがよいでしょう。

 

必ずしも利益がプラスになるとは限らない

仮想通貨は年中無休で取引されております。つまり急に暴落する恐れもあるということ。

一日1000円のマイニング報酬得ていたのが、一週間で仮想通貨が半額になりマイニング報酬が500円になって設備投資費用を回収できないということもあり得ます

そうならないためにも日々仮想通貨の価格推移を見て、GPUの個数の管理やマイニングで得た仮想通貨のこまめな現金化をする必要があります。

マイニングは基本は放置で構いませんが、下落リスクがあるということを考えたうえでマイニングの報酬受け取り後の管理をしていきましょう。

またマイニング報酬が半減する半減期というものが設定されている通貨があり数年に一回、マイニング報酬が減る仕組みになっている通貨があります。ビットコインがまさしくこれです。

半減期でマイニング報酬が減る→新規発行数が減ることによる価値の上昇の可能性のある一方でマイナーへの報酬は確実に減ります。

利益がなくなるため一部のマイナーはマイニングから撤退または設備の停止をすることになります。半減期によりマイニング報酬額は調整されますが、半減期による利益の増減は神のみぞ知るところでしょう。

 

マイニング報酬を得た時点での円換算で税金が決まる

これはどういうことかというと、一日のマイニング報酬で0.04ETH・時価総額1000円を得たらこの0.04ETH分が課税対象になることです。

ETHの価値が半分になって0.04ETHが1000円から500円になっても、0.04ETHを現金化しない限りは1000円分の税金が課税対象です。

仮想通貨を購入した場合の税金は売却時の価格との差額で税金は決まりますが、マイニングでは仮想通貨をもらった扱いになるのでマイニング報酬を所得した時の金額がそのまま課税対象になってしまいます。

なので価格が下落したのにマイニング報酬をそのまま放置した結果、利益がゼロになることも想定できるので注意が必要です。

そうならないためにも月々の電気代の計算行い、年越し前にマイニングで得た仮想通貨の全てを日本円に換金して損益を確定しましょう。

利益が20万円を超えたら雑所得として確定申告が必要になりますので脱税しないようご注意ください。

 

電気代がかかる

マイニングには膨大な電力が必要です。

電気代が10000円を超えるなんてことも普通です。

自宅が再生可能エネルギーを利用してて電気代がほぼただ同然であればマイニングはかなりの利益を得ることができますが、マイニングにおいては電気代がマイニングにかかる最も多いコストになります。

また、電気を共用で使用している家族持ちの方や賃貸に住んでいる方などは、同居人に怒られたり、場合によっては契約違反となって賃貸を追い出されかねないので、自分でしっかりと電気料金を納められる環境でマイニングを行いましょう。

 

GPUの熱問題

冬場には最高の暖房になりますが、夏場には室内が5度ぐらい上がったりするので室内環境がよい場所でのマイニングを行う必要があります。

7月5日現在で私は窓を開けっぱなししていますが、それでも日中の室内は30度あり蒸し暑い状態です。

日中の温度が36度を超える真夏の時期はマイニングなんてするものではないかもしれません。

真夏でもマイニングをする人はサーキュレータの設置や冷房をつける必要が出てきますが、冷房をつけた場合は利益があまりでなくなってしまいます。

発熱を抑えたマイニング設定にするなど夏場の対策は必要です。

また熱が高ければ高いほどグラボの寿命は早く縮むので冷却性能の高い3連ファン搭載モデルなどをできるだけ購入したほうがよいでしょう。

率直な感想ですが、マジι(´Д`υ)アツィーっす

 

現在販売されているグラボのほとんどがマイニング対策品

一時期問題になったグラボの枯渇問題のおかげでマイニング対策されたグラボのみが今発売されています。

マイニング対策されたグラボの場合だと報酬が半減してしまうので、対策されていないグラボを購入する必要がある。

基本的に2021年の6月上旬以降に販売されたRTX3000シリーズのすべてにethashアルゴリズムのマイニング制限が設けられています。

マイニング制限を設けているのはethashアルゴリズムのみなので、RVNのkawpowアルゴリズムでのマイニングをする人はあまり気にする必要はありません。

マイニング対策品にはLHR(Low Hash late)の記載があるのでしっかり確認してから購入する必要があります。

 

マイニング報酬を得るのは楽しい

マイニングについてのメリットや注意点をざっくりと書いていきましたが、参考になったでしょうか?

イーサリアム2.0へのアップデートなどでマイニングはオワコン化するかもしれませんが、私はマイニング報酬を海外取引所に送金して草コインを購入して楽しんでいます。

詳しい説明ができませんでしたが時間があればマイニング方法やマイニング事情を記事に投稿していきたいと考えていますので、記事を読んでもらえると嬉しいです。

仮想通貨は価格変動率が凄まじいので余剰金で楽しんでくださいね。