EIP1559とは?マイニング報酬はどうなるのか

2021年8月4日に予定されているロンドンアップデートにてイーサリアム取引手数料を改善するEIP1559が実装予定。

EIP1559の導入で今後のマイニング報酬に影響が出てくる恐れがあります。

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EIP1559とは

イーサリアムの取引量・トランザクションの増加に伴い、イーサリアム取引時の手数料の高騰が問題になっていました。

EIP1559とは高騰した手数料を改善するために考案されたマイナーへの報酬額変更を行うアップデートである。

従来の取引手数料はオークション形式で決められており、より高額な手数料をマイナーに支払った人を優先的に取引を成立させていましたが、EIP1559ではトランザクションの混雑具合で手数料も増減する基本手数料(base fee)を新たにプラス

EIP1559導入後は取引手数料=基本手数料+オークション形式の手数料となり基本手数料は焼却(バーン)され、オークション形式での手数料は従来通りマイナー報酬となる。

今まで全て受け取ることができたマイナーへの報酬が、基本手数料の導入により一部の報酬が焼却されてしまうためマイナーの報酬額も減ってしまうと予想されている。

 

EIP1559の導入でマイニング報酬はどうなる?

EIP1559の導入で従来のイーサリアムマイニング報酬と比べて20%~30%ほどマイナー報酬が減少されてしまうと各メディアは報じています。

そのためマイニングプール持っている各取引所やマイナー業者などはEIP1559には反対しています。

しかしETHの一部が焼却されることで流通数が減り、ETHの価値上昇を見込めるため実際マイナー報酬がどうなるかはわからないです。また手数料が安くなることで取引高も上がるはずなので筆者はそんなにマイニング報酬には影響ないのでは?と考えてはいます。

どちらにせよコンセンサスアルゴリズムの変更(PoWからPoS)を行うイーサリアム2.0のアップデートが2022年以降に予定されているため、今後ETHマイニングは不可能になる予定です

今の時期からマイニング機器への投資は十分に考える必要があります。

 

今後のマイニングには注意が必要

2021年7月9日時点で最も利益が得られるイーサリアムマイニングの報酬額減少とPoSへの移行で今後はマイニング撤退をする人が増える可能性があります。

EIP1559アップデートによるマイナー報酬額減少に伴い、マイナー人口も少し減ると思うのでマイナー報酬はうまくバランスされると考えておりますが、イーサリアムマイニング報酬の見通しが立たない以上は新規にマイニング機器への投資・購入は避けるべきだと思います。

また、イーサリアムマイニングで利益が得られないマイナーが他の通貨をマイニングして通貨全体のマイニング難易度が上がる恐れもあるので今後のイーサリアムの動向には注意を払う必要があります。

マイニングをしている人にとってEIP1559アップデートは嬉しくないものですが、イーサリアムを所有している人にとっては手数料削減と価値の上昇が期待できるので良いアップデートともいえるでしょう。